The Door Into Summer

夏への扉

真実の10メートル手前 / 米澤穂信


内容紹介
高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と 呼ばれた。週刊深層編集部の都留は、フリージャーナリストの太刀洗と 合流して取材を開始するが、徐々に事件の有り様に違和感を覚え始める……。太刀洗はなにを考えているのか? 滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執――己の身に痛みを引き受けながら、それらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。『王とサーカス』後の6編を収録する垂涎の作品集。
amazonより
短編集なので読みやすく、小さなことから真実を導き出すのは、なるほど、と思いましたが、どれも読後感が苦いです。